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※赤枠で表示されているのは歩きながら更新していたリアルタイムでの記録です※
| 峠を越して
マンガ喫茶での睡眠を経て9時過ぎに再度出発。少しだけ足が回復した。マンガ喫茶での休憩は成功だ。足取りが軽くなって歩き始める。でも股づれがいたくていたくて・・・・。
あれやこれやと考えて、高尾までは食事を我慢することに。実際それほどおなかがすいてなかった。というよりも食欲がなかった。甲州街道沿いの八王子の商店街をひたすら歩く。早朝よりも街はすっかり活気満ちている。
ここからはほぼ中央沿線と沿って歩く。人通りもかなり多い。
ふと見ると、前の人のリュックがあいている。かといって走っていって「あいてますよ!」なんていう元気もない。 というわけで見て見ぬふり、、、というかバッチリみているのですが、そのままほっときました。西八王子の駅の方へと消えていってしまったし。
バスってかなり誘惑です。しかも行き先が相模湖ときたもんだ。これにのればあぁ〜〜っというまに相模湖!峠も越してくれる〜。。 でも我慢です。
多摩御陵って何?って思ってたけど。天皇家のお墓なのね。今思えば少しだけ見ておけばよかった・・・。このときは、峠越えのことしか頭になかったんだけどねぇ。
やっとやっと50キロきました。本当にやっと・・・・。でもここからが本番、今までは序の口。
そう、天気にも恵まれすぎて気温上昇。しかも朝食食べてないので、へたりそう。でも、高尾まで我慢我慢。特に何があるということも知らずに、どこかのファミレスに入ろうと思っていたのだが・・・・
高尾駅前なにもねぇ〜〜〜!あやしい食堂が数件。立ち食いソバ、マクドナルド・・・・。こりゃぁ、、マックしかない!マックでご飯。非健康的だけど仕方がない! ひとまずお腹につめこんで、足が固まらないうちに出発。食後の運動って良くありません。お腹が痛い・・・・
ゆっくりゆっくり歩きながらこれから来たるべく山道に備える。次第に高い建物もなくなり、野山が増える。
日陰は涼しく、川沿いはさわやかな風が吹いていた。
まもなく高尾山口。JR高尾駅から高尾山口まで歩いたことがあるが、そんな遠い距離っていう感覚じゃなかったけど、今回ばかりは遠くて仕方がなかった。
大月まで42キロってことは100キロ地点はやはり大月の先。歩いてるとこの後何キロの数字もなかなか減らない。
高尾山口の駅を通過して、高尾山の参道を過ぎていく。ここらへん、ラブホ&ラブホの看板だらけ。
そしていよいよ始まる山道。徐々に上り坂が多くなり、いつしか上り坂だけになっていく。ここから数時間は上り坂だけを歩くことになる。
何台かのチャリもすれ違う。すれ違うだけで何があるわけでもないけど、颯爽と坂道を降りていく姿がうらやましくて・・・。それとこの坂道を登っている間に何回も何回もすれ違うバイクがいてですねぇ、、そのバイク、改造車でまぁ族のハシクレって感じで、通るたびにエンジンをふかしているわけです。もぉーーうるせぇーー! 対面ですれ違うたびに目が合ってしまって、向こうにしてみれば、 「なんでこんなところ歩いてるんだ?」 って感じだろうし、こちらからしてみれば、 「うるせぇ〜!」 って感じだし。なんだか奇妙な関係だったよ。
圏央道の建設現場のソバも通る。そういえば高尾山にトンネルをつくる作らないでもめてたんだっけ・・・。高尾山天狗裁判って行ったっけ・・・ そんなことを考えつつ、歩いて歩いて歩きまくる。上り坂も次第にきつくなっていく。
山道を登る途中にも数件のラブホ。八王子なんかで仮眠しないで、ここまで頑張って平日フリータイム利用すればよかったかなぁ・・・なんて思ったりもする。 何はともあれ、登るのも必死。いよいよ歩行者が歩く道もなくなり、路肩を歩く。これも狭くて、その割には大型車の通行はかなり頻繁で、怖かった。ここは夜歩くような場所ではない。
道もまがりくねって、ダンプとかトラックがスピードだしてそばを駆け抜けていく。カーブで内輪にやられそうになったり、なんかが体に触れたり・・・・アテ逃げじゃぁ!!!!!
大垂水峠までもう少し。たかだか398メートルの山なんだけど結構しんどい。そして・・・・
峠頂上地点は休めるような場所もなく、ただただ写真を撮って退散。そして神奈川県突入。ここからは断然下り坂のみ!
峠を越して少しして突然景色が開けた。この景色にしばらく見とれる。 下り坂、自然とスピードがあがっていくが、足が痛い!痛すぎる!
途中で片側通行箇所があって、道の真ん中を堂々と歩く。交通整理の人は不審な人を見るような目だったけど、、、われ関せず。
60キロ地点に到着。地獄の峠は終わったので少し気が楽になるが、いかんせんまだ40キロ残っている。まだまだ・・・・ そこからはひたすら坂を降り続けて、やっと街らしいものが現れた。
街が出現しても道は基本的には下り坂。こんなに下っていいの?って思うぐらいに下っていく。
ここの地名を小原。宿場町のようだ。
中にも入れるようだったが、足を止めることができずにそのまま通過。そのまま歩き続けて、相模湖駅に到着した。
国道から相模湖まで降りていく元気もなく、高台から撮影しておしまい。そのまま相模湖駅前の公園に入って噴水の前に、へたりこむように昼寝。
どっかり昼寝をすること40分。かなり爆睡していた模様。睡眠から目覚めて起きて歩こうとすると、かなり足が固まってる。動き出すまでうめき声をだしそうになった。
駅前の商店街でアンパンを買って食べながら歩き出す。アンパン食べながら、ガリ股で歩く男。もう周りの目なんか気にしている場合じゃない。 再び調子を取り戻して歩き出す。
トンネルの中はすずしかったけど、一段と路肩が狭くて怖い。迂回路もあるのだが、ホテルの前の通過しなくてはならず薄気味わるかったのでトンネルへ。
アンパンを食べたおかげで元気を取り戻して快調に歩きはじめる。
快調に距離をかせいでいく。
東京から70キロです!あれ・・・ 何かがおかしい!看板に変化が!神奈川県になってからなのですが・・・さぁどこが違うでしょう??こんな違いに気付いたとき、遠くまで来たんだなぁ〜〜と実感した。
なんだかやっと旅している気分になってきた。この太陽、この空!なんだか疲れが苦痛から心地よさになる瞬間だった。 夕方になり気になり始めるのは、夜をいかに乗り切るか。体調を整えるためにもどこかの宿泊施設を利用したいのだが、相模湖以降はラブホがなくなり、今後ありそうな気配もない。ひとまず上野原までは頑張ることにした。
道が分岐していく先の看板に東京都の地名が出てくるのを見て、ちょっと幻滅したりもする。どれもこれも見覚えるのある地名ばかり・・・。
とうとう10万歩を突破!偶然万歩計をのぞきこんだら、10万歩まであと30歩ぐらいまでのところで10万歩になるのを歩きながら見つめた。
そして上野原到着。甲州街道沿いに、見覚えのあるビジネスホテルの名前。駆け込みでチェックイン完了。さすが、平日、、、ホテルはガラガラだったようだ。
疲れた体をひきづりつつ、部屋に入って着ていたもの脱いで、風呂場で洗濯。そして体も洗って、股やら足の裏の惨劇を初めて目にする。シャワーでキレイに洗い流す。かなり痛い。症状を直接目にしたので余計に痛く感じるのだった。 そしてようやくベットに腰を下ろしたのもつかの間、弁当を買いに近くのコンビニへ。それもそれで歩くのが辛かった。それ以降はベッドの上からは降りずに就寝。8時半には寝ていたのでした・・・・・。
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