| むせいげん旅三昧>浪漫紀行 >2006奈良京都紅葉旅 |
※赤枠で表示されているのは歩きながら更新していたリアルタイムでの記録です※
| 紅葉を求めて
廊下でバタバタと出発していく人の足音で目覚めた。ひとまず何も食べずに、出発の準備をしていそいそとビジネスホテルを出発する。風俗街に位置しているために、朝は昨夜とうってかわって静まりかえっている。歩いているのは、ラブホテルから出てくるカップルと付近のビジネスホテルから出てくるサラリーマンだけ・・・といったところだ。 大阪駅に到着して朝ごはんは京都で・・と決めて乗る電車を探す。ひとますJRで移動。
列車の中は観光客でにぎわっていた。大阪駅から30分ちょっとで京都へと到着。4年ぶりの京都だ。
勝手知ったる京都駅。さっさとコインロッカーに必要ない荷物を預けて、バス案内所へ向かう。 前回の旅で、バスのフリーパスを購入した方が安くついた・・・経験に基づき、フリーパスを購入し、ついでに京都のガイドマップも手に入れたかった。 1日有効券にするか、2日有効券にするか散々悩んだ挙句に、市バス・市営地下鉄・京都バス共通の2日乗車券を2000円で購入&ガイドマップも手に入れる。 嵐山までは、電車を使うほうが早く着くのだが、せっかくなのでバスで嵐山を目指してみる。 結果・・・・・40分かかった!計算外だ。 本当は嵐山まで行く予定だったが、バスの終着地点である「苔寺」まで行ってみることにした。苔寺には入れないのを知っていたが、その隣にある「鈴虫寺」に興味が湧いた。 ちなみに苔寺は拝観にするのに事前申し込み制・・・しかも拝観するのに拝観料が3000円以上するとか・・・ 到着してまず目にしたのが、タクシー運転手同士の喧嘩。すごい勢いで喧嘩してる。関西弁だから余計に迫力がある。 到着して、鈴虫寺に歩いていくと行列が・・・・・・
行列は遅遅として進まない。来た事もなく、中がどうなっているのかも分からない。 ただ鈴虫を見るだけではないのか・・・・? 一気にばぁ〜〜〜っと進んでは、とまったっきり20分は動かない。一人寂しく待つ。
下の道路から階段を上って門の前までたどりつく。門前には、「幸福地蔵」というなのお地蔵様がいる。このお地蔵様、わらじを履いているそうで、わらじを履いているお地蔵様は全国でもここだけ・・なのだとか。中から出てくる人は、なにやら黄色いものを手に挟みながらお祈りしている。 なんなんだ、このシステムは?! というわけでようやく拝観料を支払って中に入ると、鈴虫のはいったケースが並ぶ広間に通されて、みんな一斉に座ってお茶と茶菓子をいただく。そしてお坊さんのありがたいお話を聞く。鈴虫って電話を通してきくと、その鳴き声が聞こえなくなる・・・そんな話から始まって、人間の生き方とか日々の生活の仕方とかちょっと心に響くお話を聞いた。 そして、ここで黄色いもののナゾが解き明かされる。これは幸福地蔵が入ったお守りなのだそうで、願い事を一つ叶えてくれるすぐれもの。手の中にはさんで、お地蔵様の目の前で、願い事と住所を伝えるだけで、わらじを履いたお地蔵様がかなえにきてくれるんだって!拝観記念に全員にくれるのかとおもったけど違った・・・・・。一つ300円! 即購入です! 300円で願い事が叶うなら、安いものです。叶ったらお礼参りにも行っちゃうから〜!
お話が終わると、例のお守りを購入してお庭を散策してまわる。お坊さんが冗談交じりに、たいしたことないですが・・・・なんて行ってたけど、少し紅葉が楽しめたし、ここはここで風情があって良かった。
お寺を出る前に幸福地蔵の前でしっかりとお願い事してから、鈴虫寺を後にする。バス停に行き、少し時間があったので、周辺を散策する。
苔寺前の紅葉がすごくきれいに色づいていた。入ってみたいなぁ。 再びバスに乗って、嵐山へ・・・のつもりが、渋滞に耐え切れなくなり、松尾大社で下車。ここらへん行ったことがない場所だらけなので、寄ってみる。
境内には七五三を祝う子ども達がたくさんいた。どうやら自分は場違いな人間なようだ。
松尾大社で参拝を済ませて、よこっちょにあるお酒の資料館に寄ってみる。無料だったので・・・。松尾神社はお酒の神様としても信仰があるようです。5世紀ぐらいにこの土地の氏神になって、古事記にも登場する歴史ある神様。氏神として信仰を始めた人が、酒造の技術を日本に持ち込んだので、お酒の神様の信仰があるんだって。 ここで七五三のお祝いすると、みんな大酒飲みに成長するんじゃないか?!
ぱぁ〜〜っとみて、松尾大社を後にする。徒歩で嵐山を目指してみる。通り道で法輪寺というお寺を発見する。階段をひたすら上がっていく。
知恵、芸事の上達、丑寅年生まれの守り本尊としての信仰があります。どうか頭が良くなりますように・・・・。さらには興味深かったのは、電電宮っていうのがあって、電気電波を守護する神様でもあるってこと。どんなものにも神様が宿ってるのね。。 本堂で手を合わせて本堂横にある高台へと向かう。
人がたくさん歩いているのがよく見えた。ここからは人ごみに突入だ。 法輪寺を後にして、山を降りて渡月橋をめざして歩く。
嵐山渡月橋に入った瞬間にすごい人ごみになった。河原でのんびりくつろぐ人やサイクリングをする人お弁当を食べる人・・・・ そういえばご飯食べてない・・・鈴虫寺の茶菓子が朝食になってしまった・・・さらっと嵐山を見て、あだ氏の念仏寺まで歩くことを決意。ぶらぶらとわき道にそれて住宅街を歩く。 あっというまに、天龍寺に到着。天龍寺の側の看板に、宝厳院の紅葉・・・っていうのを見つけたので行ってみた。宝厳院は天龍寺の塔頭。塔頭は「たっちゅう」と読む。寺院の敷地内にある、高僧が隠退後に住んだ子院のことを言う。この場合は天龍寺のエライ坊さんが引退してここに住んだことになるのかな。
宝厳院前には嵐山羅漢が立ち並ぶ。「羅漢」っていうのは、釈尊の弟子で崇高な修行者を意味する。嵐山の守護と景観保全を祈念しているのだそうだ。 さて、宝厳院の中に入る。
というわけで、期待はずれでした。じぇんじぇん紅葉ないもん。そして参道も見ることに。拝観するときにもらったパンフレットには鮮やかな紅葉が・・・実際は・・・・
まだまだ青い!
次は天龍寺へ。たいした期待もなく・・・・
天龍寺は臨済宗天龍寺派の総本山。足利尊氏がつくったんだそうな。歴史的には長いものだけど、建物自体は何度もの火災にあっていて、現在あるものは、明治以降に作られたのもがほとんどなんだって。本当はものすごーーく広かったらしいけど現在の規模にまで小さくなってしまう。 池の裏の丘へと登ってみると・・・
数本だけだけど、みごとに赤く染まっていた。少しだけ秋を満喫。
ぱぁ〜〜っと眺めて、北門より出て念仏寺を目指す。 途中に、何人もおいしそうな焼き芋を手にした人とすれ違う。あれがほしい!もう限界!道を歩き続けると発見! 焼き芋一つくださいっ! 声をしぼりだすように注文して、ようやくゲット!
これがウマイのなんのって。。。。戦争中の子どもか?って感じだったけど、焼き芋に黙々と食らいつく。本当においしかった。 再び歩き出して、小倉池のほとりの「御髪神社」なる神社を発見。見に行ってみた。
日本で唯一の髪の毛の神社なのだそうです。日本の理容業者から厚い信仰があるのだとか・・・。日本で初めて髪結いを始めた方を祀っています。 次に向かうは、常寂光寺。
ここは前回来たときに最ももみじがきれいだったところだ。期待して中に入るが・・・
門をくぐって階段を上っていく
写真を撮っているときに少しだけ虹が出現。カメラには再現できませんでした。ほんの小さいものだったので・・・・
ごく一部だけ紅葉。期待してたものとはかけ離れてたものの、キレイだった。
というわけで、グラデーションを楽しんできたようなもので、真っ赤な世界はここにもなく、次へと向かう。
すでに15時半過ぎ。時間が気になりだした。どのお寺も17時までが拝観時間。行ったことのある二尊院はとばして念仏寺を目指す。
バスのガイドマップによると、化野念仏寺の上に「愛宕念仏寺(おたぎねんぶつでら)」というものがある。それを目指して歩いてみるが・・・・
まともな地図を持っていないので道に迷う・・・・右か?左か?の選択を迫られて、左を選んだ自分。林道に迷い込み断念して、道を戻って化野念仏寺へと行く。 地図を持ってればこんなことにならなかったのに・・・・
念仏寺といえば、たくさんの石仏・石像があるので有名だが、念仏寺の石仏は明治に、化野周辺に埋まっていた石仏石像を集めたものらしい。念仏寺へは紅葉を求めてやってきたのではない。個人的に京都で好きな場所は?と聞かれたら絶対にこの場所を出すぐらいに、好きな場所なのだ。なんだか落ち着くのだ。
日の傾き始めて、良い雰囲気になっている。ここに掲示されていたつもりちがい十か条
ほんとに、その通りでございます。
すこしの間、本堂の軒下でぼぉ〜〜っとしてから、行動開始。二尊院へと急ぐ。下り坂を急ぎ足で歩いて、到着。
門を入って境内に入る。二尊院、正しくは、「小倉山二尊教院華台寺」という。西暦840年ぐらいに慈覚大師が建立したそうですがその後荒廃し、空海が再建。阿弥陀如来と釈迦如来をまつっている。
予想通り境内はあまりもみじがいろづいていない。
参拝をして、本堂横の階段をのぼっていく。
境内をぐるっとまわって歩くが、あまりめぼしいものはない。まだ完全に紅葉するまで時間がかかるようだ。
ぱぁ〜〜っと駆け足で見て回って、ふと時計を見る。4時10分過ぎ・・・・。どうするか?もう一回いけなかった念仏寺を探しに行くか?よしっ!やってみよう!決断後、バス停まで半分走る。
通りがけに清涼寺へ参拝。きちんと手を合わせて、ふたたびバス停までダッシュ!よく分からず歩いてたら、嵯峨小学校まで行ってしまったが、バス停発見して、まもなくして清滝行きのバスが到着。この時すでに16時半・・・ 清滝へ向かうバスの中で念仏寺のアナウンスがあった!そして発見! 愛宕念仏寺!! ・・・・しかし・・・・ 静まりかえっている・・・・ しーーーーーーーーーーーーーーーーーん 拝観終了 ちーーーーん だってまだ17時前だよ!?くそーーっ!間に合わなかった。
門の外から石仏たちを楽しむ。そして戻ろうと帰りのバスの時間・・・30分以上あるじゃぁねぇかっ!付近をさんさく。すると、、、、 迷って左折した角が見えた! こんな手前で道を間違えたのっ!やっちまった・・・・・・ 寒い風が吹くなかじっとバスを待って、京都の中心部へと戻る。無駄足だったにしろ、バス代はかからないし、まぁよしとしよう。バスでまともに京都駅まで行くと途方もない時間がかかりそうだったので、四条烏丸で地下鉄に乗る。
地下鉄でスムーズに京都駅に戻って、ビジネスホテルへ向かう前に、クリスマスツリーを見に行く。
何度ともなくクリスマスツリー見てるんですよねぇ。一人で(爆)4年前も見たしね。 その後ユニクロでフリースを買ってビジネスホテルへ。新幹線口から徒歩2分もかからない好立地。ステキです。荷物を整理して、小さなカップラーメンでお腹を満たして、夜の見物に出発。なんて元気なんだ、自分!
清水寺を目指す。京都駅前のバスターミナルから出発。清水寺方面行きは観光客で長蛇の列。一台のバスにようやく乗り切った。そして出発。バスの入り口付近はぎゅうぎゅうずめだったが、運転手のいる出口付近はすこしゆとりがあった。バスはバス停で待っている客に「満車」だと言って、通過していく。 とあるバス停で、いつものごとく通過しようとすると、激怒する客。待っていた客がドアを開けろ!と叫んでいる。それでも出発しようとしたが、運転手の近くのドアをたたいて、バスを無理矢理とめさせる。そして無理矢理乗り込んで、運転手に激怒。 「なんで乗せないねん!なんで客をつめさせないねん!」 その人の言うことも一理あって、確かに出口付近はゆとりがあったんよ。運転手が詰めてくれ・・って言ってるにもかかわらず詰めようとしなかった客が悪いんだけどね。 怒る客を乗客がなだめるが、何故かその乗客も怒りの対象に・・・・ 「このバス路線は観光地ばかり回るドル箱路線や!儲けてるからオレらみたいなのはどうでもええんやろ!」 って最後まで怒ってました。 なんやかんやで清水近くのバス停にとまった。 そそくさと降りて清水寺へと向かう。そして夜間拝観へっ!
夜間拝観はあまり人も多くなく、ゆったりと見ることができた。前回と違い紅葉はまったくしていなかったが、高台からのぞむ京都市内の夜景はきれいだった。
ゆったりと夜の雰囲気を楽しみながら、歩いて回る。
キレイな夜景を見ることができた満足できた夜間拝観だった。 再びバスに乗って京都駅へ戻ろうとしたが、バス停には長蛇の列。やっとバスが来ても、列の半分ぐらいがようやく乗れたぐらいで、すでに満員。バスは行ってしまった・・・と絶望していると、、 臨時バスの登場! やったー!しかも空いてて、座ることができた!待った甲斐がありました。 というわけでビジネスホテルへと戻ったわけです。
コンビニの弁当を食べて、明日の計画を練るのだった・・・・・・ |