| むせいげん旅三昧>浪漫紀行 >2006奈良京都紅葉旅 |
※赤枠で表示されているのは随時更新していたリアルタイムでの記録です※
| 雨歩き 仕事を終えて、帰宅。 荷支度をしてシャワーを浴びて出発!
11時半過ぎのバスだったが、東京駅に着いたのは11時前。 バスターミナルには、人々が行列をなして、バスの到着を待っている。 ここからありとあらゆる場所へバスが出ている。
バスの座席1号車1番A列・・・ 運転手の後ろ?!かと思いきや、 バスの2階の一番前。 久しぶりの夜行バス。耳栓、マクラ代りのバスタオル、飲み物・・・ 快適に過ごす為のツールは忘れない。 バスが消灯してまもなく、イビキが聞こえてくる。
足柄でトイレ休憩。 耳栓のおかげでイビキの影響は受けずに済んでいるが、 さぞかし周囲の人は迷惑しているに違いない。 バスの外に出ると冷たい風が身をさす。 再びバスは出発して、自分の眠りにつく。久しぶりの夜行バスだったが爆睡することができた。 朝方・・・・・ふと目が覚めるとバスは動いていなかった。どこかで休憩しているのだろう・・・・・ 再び眠りへ・・・・ 周りがすっかり明るくなったので目が覚めた。 8時前、まだ高速道路を走っている。しかもまだ山の中。 何か様子がおかしい。しばらくして運転手からのアナウンスが流れた。 通行止めの影響で一般道を迂回した・・・到着にはまだしばらく時間がかかる・・と。 夜行バスが遅れるなんて初めての体験だ。いつもは、早く着きすぎて予想以上早い時間に駅前にほっポリ出されるんだけど。。
遅れても何しても、イビキはとまらない。バスが動いている限りはずっとずっとイビキが鳴り響くようだ。みんな動揺することなくじっと席に座って到着を待っている。 ジタバタしてもどうにもならないのだが・・・・・ 途中にいくつか渋滞に巻き込まれていく。どんどん到着時間が延びていく。 次第に景色が都会の景色になってきた。
4年前とかなり景色が変わってる。2階のコンコースができている。ひとまず、奈良をめざすべくJRの改札へ向かう。何も調べることなく4年前の経路を記憶を手繰り寄せてたどることにした。 天王寺駅まで出て、大阪阿倍野橋から近鉄に乗り換える。ふと見える「特急」の文字 500円追加すれば快適&スピーディー!・・・とはいっても17分の短縮だけど。夜行バスも遅れて時間が押していたので、特急の乗車券を買ってみた。そして、遅い朝食のために売店で弁当を購入した。
ビックリしたのは特急が2両編成だったってこと。特急に乗っている乗客は少ない。なので2両か・・・・ 横っちょにお弁当を広げつつ、ノートパソコンを広げつつ、今晩の宿探しをしてみる。 そんなこんなで1時間20分弱で吉野駅に到着した。
吉野駅に到着後に荷物をコインロッカーに入れる。着替えやらパソコンやら・・・・これから歩くのに必要のない荷物。 駅前から2分ぐらい歩いてケーブルカーに乗る。周囲には誰もいない。雨も多く降ってきた。なんで誰もいないの? 雨降ってるから? 紅葉がないから? どうして? とにかく、ロープウェーに乗車。貸切状態。
ずいずいと高度を上げて遠くが見えてきた。あれ・・・・山が緑色・・・・ やっぱり紅葉がないのかーーーっ!
すこーしだけ紅葉が見えてきた。でも本当にごく一部。どうしてこうも違うんだろう・・・吉野山上に到着。雨が本格的になり、雨具に着替える。
ここからが奥千本を目指して歩く。目標は西行庵。人気のない道を歩いていく。道脇のお土産ものやさんはひらいている。
しっかし人がいない。雨も強くなる一方。
蔵王堂でおまいりをする。おみくじを引いてみると「吉」。旅立ち「よろし」らしいですが、雨をどうにかしてください。。。たいした紅葉もなかったので再び歩き出して、目標を目指す。
しばらく歩くと吉水神社。えっと詳しく説明すると、1185年に源義経が一時かくまわれた場所で、1336年には後醍醐天皇が京都を追われてこの地、行宮を置いたのね。そして豊臣秀吉も、花見の本陣をここにおいて、吉野桜を楽しんだといわれているほどに、とても由緒ある神社。
これ以上見るには拝観料が必要。前回も外側だけ眺めてスルーしているので、拝観料払って中を見てみようと思ったけど、雨も強く時間的にも厳しかったので先を目指すことにした。 吉野中千本を過ぎると山道に入っていく。車は通行できるが、あまり車どおりはない。歩いている人もチラホラ見かけるが、途中まで車で来てチラっとあるいているような人々で、かさをさしながらダラダラと歩いている。
ひたすら延々に山を登っていく。山は紅葉してるわけでもないし、いかんせん雨降っていて、景色を楽しむというよりは、雨と戦う構図になる。
前回着たときは、道に赤い紅葉が散らばっていてじゅうたんの上を歩いてるような感覚だったのだが、今回は枯葉だけが落ちている。地面が寒々しく、木々は青々しい。
ひたすら山を登っていく。そして中継ポイント到着。ちょっと集落になっている。
ここは子守明神と呼ばれて子授けの神様とされている。
奥に微妙に紅葉・・・この一部分だけは本当にきれいだった。
誰もいない境内には雨の音と水が落ちる音のみが聞こえる。 境内で録音した水の音
再び歩き出す。ずぅ〜〜〜っと雨に耐えながら歩き続けて、いよいよ金峯神社にたどりついたが、タクシーに乗ってやってきた客がいたのでそのまま通り過ぎて、西行庵へ向かった。金峯神社を通り過ぎると、登山道のような道になる。車も進入できない。
夫婦とおぼしきハイカーとすれ違ったぐらいで、本当に人はいなくなった。山の奥へ奥へ進んで山道は一転して下り坂になる。そして発見!
山の斜面に紅葉を見ることができた!本当にここまで苦労してやってきてよかった!といった感じ。かれこれ2時間半近く歩き続けているのだ。 そしていよいよ到着西行庵!
だぁ〜〜〜れもいない。静けさが広がっている。前回着たときはここは、紅葉の赤い色で埋め尽くされていた。今回は、まだまだ緑が多い。
4年間とかわらず西行像はそこに座り続けていた。実際西行は3年間ここで過ごしたらしい。そんな西行をしたって後に松尾芭蕉がここを訪れる。 近くにある東屋で休憩する。休憩中も誰も来ない。雨が少しだけ小降りになった。少しだけ休憩をしてふたたびもとの道を折りかえす。
再び金峯神社に戻ると、誰もいなくなっていた。
前回もここら辺の写真はたくさん撮っているのであまりとらないで、神社うらの義経の隠れ塔も見に行く。
追っ手に囲まれた義経が屋根を蹴破って逃げたといわれていて、蹴抜の塔とも呼ばれているらしい。 来た道を戻っていくが、今度はひたすら下り坂なので少し楽だ。雨もやんだ。道中にあるものの写真も生まれてきた。
意外といろんなものがある。ここら辺、歴史の勉強をきちんとしておくと楽しめるようだ。
雨があがって山肌から水蒸気が出ている光景は、息を呑む景色だった。この景色にしばらく心を奪われて見入ってしまった。
よーく目をこらすといたるところに石碑が立っている。
歩いて歩いてひたすら歩いて、ようやく街並みのある場所へと戻る。
ここまで来るとなんだかほっとする。ロープウェイの駅まではまだ距離がある。
街並みのなかにもたくさんの神社仏閣が立ち並んでいて、歴史の深さをうかがうことができる。ただあまり見学用にはできてないようで、生活の中にとけこんでいる。 行く途中に見つけたのだが「温泉」という文字にひかれてついつい入ってしまった。雨ですっかり冷えた体を温めたかったのだ。
入湯料1500円!高っ! まぁ仕方がない。我慢して支払って入ってみる。風呂場に誰もいない。気配すらない。ただただお湯の流れるおとが聞こえている。
露天風呂からは最初は山々が見えていたのだが、次第にキリが出てきて、景色が悪くなってしまった。ただ風呂場は貸切状態で堪能することができた。 ゆっくりとここで過ごしてみる。
温泉でゆっくりとして、ふたたびロープウェーを目指して歩く。再び降り出した雨は結構強く降っている。
ロープウェー乗り場は人気がなかったが、後からカップルがやってきた。このカップル、ロープウェーの個室の中でいちゃつきやがった。まるで自分のことを無視して・・・・ くそーーーーーっ! 何はともあれ、無事に地上についた。カップルよりも先にスタスタと駅に歩いて、ロッカーに預けた荷物を回収する。そして時刻表を見ると特急のほうが早く出発する。
というわけで、特急の乗車券を買って座席に座る。とたんに、睡魔が襲い眠ってしまう。到着駅の手前で目覚めてビックリ、かなり座席が埋まっていた。満席ではなかったが・・・・・・ そして大阪へ戻る。京都へ行きたかったが、宿泊場所が手配できなかった。なので大阪の安い安いビジネスホテルを利用することにしたのだ。ここは6年前ぐらいに利用した場所。
大阪について、記憶していた駅の構造と少し変わっていて、迷子になる。何度地図を見ても目的の場所にはいけず、案内看板もアテにならなかったが、どうにか目的のビジネスホテルにたどりついた。 風俗街のど真ん中にあるビジネスホテル。やっぱり汚い・・・・あぁ、6年前と何も変わっちゃぁいない。そんな中疲れはそんなこと関係なくて、夜はグッスリ寝てしまった。 |