月20日(土)

秋田→青森

偶然だらけ?!五能線の旅

 

朝起きて、朝食を食べていざホテル出発。歩いて秋田駅まで距離があるのと、五能線は快速に乗る予定で、全席指定だったので、早くいって指定席を取らないといけなかった。


ホテル内部

このことをみこして、荷物は広げずすぐ出られる態勢でいた。

人通り少ない竿灯大通りを歩いた。


駅前アーケード

こうして地方の駅に限り、立派でひろ〜〜いアーケードがある。ここが新宿のように人がごったがえした状態になるのだろうか・・・


秋田駅前

秋田駅はものすごくキレイだった。朝が早いこともありまだまだ人はいない。

秋田駅のみどりの窓口に行って、指定席券を買った。買うときに、すこし不思議なことがあった。窓口の駅員に、

快速リゾートしらかみ1号指定席大人一枚 能代まで」

というと、不思議そうな顔をされた。SOSA的計画では能代まで行ってそこから各駅停車に乗って、艫作(へなし)駅まで行く予定だったのだ。そう、黄金崎不老ふ死温泉に行きたかったのだ。

窓口の駅員は、「能代まででいいのね」

と聞いてきたので、返事をした。この駅員の対応の理由は30分後に分かることになる。さて、列車出発時刻までは時間があったので、秋田駅の付近を散策することにした。

駅のコンコースを渡り、反対側に出た。


秋田駅東側

何もなかった。本当に何もない。キレイに整備している途中だった。これじゃぁ散策してもつまらない・・・ということで、おとなしくホームで待つことにした。


快速リゾートしらかみ

この時点でも、この快速がどんな列車なのか分かってなかった。SOSA的想像では、「快速」は普通の電車が、普通に駅をとばして、快く速い電車だと思っていたのだ。ホームに入線してきた電車を見て、今までの想像をなんとなく疑い始めた。

とにかく、間違いがないことを確認して、列車にのりこんだ。乗ってびっくり、特急並みにきれいだし、座席にすわると、なんと広々ゆったりしてることかっ!

これはただものの「快速」じゃぁないらしい、、そんなことを感じ始めた。


座席

とにかく座席に座って、トイレに行きたくなったのでトイレに向かう。トイレから出てきて、ふとあるパンフレットに気付いた。

「五能線の旅 リゾートしらかみ」

この列車についての説明書らしい。このパンフレットを座席に持って帰り、しげしげと読み始めた。そして気付いた。

これは観光列車だ!ただの快速じゃない

そして、冊子を読み進める。この列車がとまる駅の周辺観光案内が掲載されていた。

不老ふ死温泉へはウェスパ椿山下車 無料送迎バスあり」

こんな文章を発見。えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!そうだったのかぁ。

どうやら偶然乗り込んだこの列車は、とても便利で楽しそうな列車だ!

そんなことに気付いた。

そしてもっと驚きは、この列車のことしの運行は3月20日から。つまり

今日だ!

番電車、、そしてこれはリゾートしらかみ

偶然は偶然を呼んだ。

冊子を読むと、途中駅で観光アピールとか、お土産をもらえたりとか、三味線の生演奏があったりだとか楽しそうなことが書いてある。乗りたい!乗っていたい!これは逃してはいけない。秋田駅での駅員の不思議そうな顔の原因がわかった。

さてここで一つ問題が発生。指定席券は能代までしか持ってない。このままだと能代でおりなくてはいけない。困った。この楽しそうな列車を降りなければならない。


個室のある編成もある

列車が出発し、降りなくてもすむ方法を模索していると、程なくして検札をしに車掌が来た。自分の座席にやってきたとことで、すかさず相談。

「切符は能代までなんですけど、うぇすぱ椿山まで変更できませんか?」

答えは・・・・・

「えぇ〜〜っと、どうしようかな、この席は能代でほかの人が乗ってくるかもしれないから、予備の席があるので、そちらに座ってください!

と言ってくれた!やったぁ〜〜!この”たのしそうな列車”に乗ってられる!座席の移動をした。席は生憎の陸地側。景色は悪い。

、、、と、ガッカリしてたら、驚くべきことが。能代駅で列車はスイッチバック。つまりは前後が入れ替わり、自分が座ってるのが海側となった。景色が良くなる〜!と思ったが、天気が悪かった。


すれ違った貨物列車 この列車はこれから九州へいく

時折雨が降ってくる。海の天気も悪い。停車した駅でふと窓の下を見ると、

ふきのとう

春の訪れを感じた。まだまだ雪が残っているのだろう・・と思っていたが、全然雪はなかった。

2004/03/20 10:17 秋田発

秋田を出発して青森へ北上中!
指定席料金だけ払って快速に乗りましたっ。快適快適♪直に青森へは行きません。途中下車。さてこの快速、おもしろい。止まる駅から観光ピーアールの人々が乗り込み、ピーアールしながら観光案内の冊子をくれる。そして今、大福までもらった。

天気はあいにくの雪。日本海の景色は悪い!雨男だってことを忘れてた。肝心なところで晴れないからタチ悪い!

地元観光協会による観光アピールがはじまった。町長まで乗り込んで挨拶をしている。どこの町や村でも観光客集めに必死なんだなぁ。と思いつつ町長の話しに耳を傾けていた。


序序に晴れてきた

列車は北上し、とうとう降りる駅(ウェスパ椿山)へと近づいてきた。


列車から見た白神山地

先ほどもらった冊子を見ながら、十二湖も行ってみたいと思い始めたが後の祭り。

とうとうウェスパ椿山に到着した。駅に降りてみてビックリ。大勢の人が出迎えている。駅では太鼓たたいたり・・・


小さな無人駅は盛り上がっている

どうやら今年の初めての快速運行ということで、イベントが行われているようだ。よくよく聞いた話だが、このイベントはこの列車しかやらないそうだ。本当に運の良い場面に遭遇した。


ことし初めての快速のお客さんに花束

観光駅長がウェスパ椿山に一番にやってきたお客さんに花束を贈呈していた。テレビカメラもやってきている。こーゆのを贈呈される人ってのは、家族連れと相場が決まっている。仮にSOSAが一番に降りていっても、きっと花束はもらえなかっただろう。


列車が出発するまでお祭りムード

駅から降りるとくじを引いて、引いたくじの景品をもらった。残念ながら残念賞にんじんジュースと、ガラス製の箸置き。

そして無料の送迎バスに乗り込んで、不老ふ死温泉に向かう。さぞかし人が多いのだろうと思いきや、バスにのったのは、家族連れ1組と他に4〜5人。


不老ふ死温泉本館

なぜここの温泉に入りたかったかって、昔JR東日本のコマーシャルでここの温泉が映ってたのだ。これは行ってみたい!と思っていたものの、なかなか来る機会がなくて、今日に至ってしまったのだ。CMに映ってたのは、外の露天風呂。露天風呂は内湯と繋がってるのだろうと思い、迷わず本館の温泉に入館料を払って入った。

しかし、露天風呂はまた別の場所にあったのだ。本館の温泉は内風呂のみ。しょうがないので、ここはここで温泉につかった。温泉は茶褐色の「黄金色」。

内風呂からあがり、外の露天風呂に向かう。

そして・・・・・ついにやってきた。


奥が露天風呂

人はほとんどいなかった。露天風呂には混浴女性専用の二つがある。そして無料。脱衣所もない。ただ、かごが無造作に置かれていた。

混浴の露天風呂には男性が1名だけ入っていた。


天気は快晴!景色は最高!

念願の温泉に入る!天気も良いし景色も最高。何も言うことはない。お湯の温度も丁度良い。

しばらくして一緒に入っていた男性と話しはじめた。神奈川に住む方で、会社の休暇をとってやってきたのだそうだ。今朝快速の指定席券を話すと驚かれた。

「あれは毎回満席になるんだよ?」

と言われ、ここで偶然がまた一つ発覚。なかなか手にはいらない券をやすやすと手にいれてしまったようだ。ちなみにこの方は一ヶ月まえから予約していたらしい。


温泉に入りながら見える景色

かなり長くこの方とお話をした。そして「これからどうするの?」と聞かれたとき、はっとした。

何も考えてない・・・・13時過ぎにウェスパに快速がやってくるが、指定席券を持っていない。しかも指定席券を買おうにも、椿山に駅は無人駅。快速に乗れないとすると、各駅停車がやってくるのは17時。ここにあと5時間以上いないといけないのだ。

とにかくこの男性は鉄道に乗りなれてる方だったので知恵をかりながら今後の予定を考えた。風呂からあがり本館の休憩室で休憩。とりあえず椿山の駅まで行くことにした。

車掌に無理矢理のせてもらおう!作戦

大胆かつ無謀な作戦を立てたのだ。乗れなかったらヒッチハイクをするつもりだった。しっかりヒッチハイクグッズも持って来てるし・・・

行きと同様無料の送迎バスで椿山の駅に行き、列車が来るのを待った。そして、決戦の時。

列車が止まり、車掌が降りてきた。そして・・・

「指定席券がないんですが、深浦まで乗せていただけませんか?

と頼み込んだ。温泉で一緒だった方が個室を一人で借りていたので、一緒にいいよ、と言ってくれた。なので座る席はある。

車掌は一瞬困った様子だったが、乗せてくれた。このときばかりは、車掌さんが仏様に見えた。こうして無事に深浦までやってきた。この快速は一旦深浦まで行き、折り返して岩館まで戻り、再び深浦に戻り弘前まで行く。なので深浦まで行って、そこで指定席券を購入して、戻ってきた快速に乗って弘前を目指すことにした。

結果的に指定席料金を払わずに一駅だけ乗せていただいた。助かった・・・。深浦に到着し、降りて早々に指定席券を購入。購入できるか心配だったが難なく買えたので一安心。

列車が再び深浦に戻ってくるまで1時間半ほど時間がある。深浦観光をすることにした。先ほど一緒に温泉に入った方と一緒に行動をともにすることになった。。

まず初めに・・・


深浦町歴史民俗資料館

結構面白かった。北前船の歴史など、物流についての資料や、当時書かれた地図などいろいろ興味深い資料が多かった。

次に神明宮トヨの水に向かう。


この水は北前船にも積まれたらしい


水汲む場所

水汲み場には、ポリタンクを持った人も来ていた。どうやら、茶道の水としては、最良の水らしい。


神明宮

水汲み場には神明宮があるが、寂れた場所だった。旅の無事を祈願して、再び深浦の駅へと戻った。


リゾートしらかみ4号

列車に乗り込んでビックリした。普通に大人一人の席を買ったのだが、そこはなんと個室だった。一人で広々と個室を利用!


進行〜〜〜

一緒だった男性は隣の部屋。一人でいてもつまらなかったので男性と一緒に一番前の車両にあるラウンジで話していた。男性曰く、ここでこれから三味線の演奏があるらしい。

その前に・・


千畳敷海岸の太宰治文学碑


千畳敷海岸

列車は千畳敷駅に停車。ちゃんと観光できるように、15分程度止まってくれる。出発3分前には汽笛を鳴らして出発を知らせてくれるオマケ付き!


五能線千畳敷駅時刻表 列車が少ない!

2004/03/20 15:34 念願叶う

いやぁ、目的の場所満喫できました。やりました。それは不老ふ死温泉。
そして無事に列車に乗って青森を目指してます。
それにしても温泉は良かった!満足!

再び列車は走り始め・・・


岩木山

いよいよ三味線の演奏も始まった。三味線演奏については動画ページを参照あれ。


津軽三味線演奏

この列車にはなぜかテレビカメラ取材も来ていた。きっとローカル放送なのだろう。


夕日の沈む 岩木山

そして列車はひたすら北上する。今日中には青森に行きたかった。なので弘前で普通電車にのりかえて、青森に向かうことにしてたが、一緒だった男性が途中の川部駅で降りて、そこから青森行きの電車に乗れば、弘前に行くよりも一本早くいけることを教えてくれた。

さすが、時刻表を見慣れてる人は違う!妙に関心した。

というわけで、川部駅でリゾートしらかみとはお別れ、そしてその男性ともお別れをした。ここからは、普通電車で青森を目指す。そして・・・


青森駅到着

ようやく青森についた。
 

2004/03/20 18:25 青い森

青森到着!
すばらしき五能線。今日はなかなかバライティーにとんだ一日だった!
駅に着いて宿決めた!一銭でも安く、ネット予約したために、チェックイン時間まで時間できてしまったー。ビバ!「旅の窓口」←ここで宣伝してどーする(笑)

さて青森駅前で食材調達。食品安くなってるかなぁ。
ちなみに青森ちっとも寒くない。
道中、ふきのとうまで発見して、東北も春の足音が近づいてきてるようです。

さて、ここからは、宿泊場所探し。日記に書いてある通り、携帯電話のサイトを駆使してホテル探しをした。安くて駅から近い場所。この時期どのホテルも空室だらけだ。ある一件のホテルに予約を入れて、チェックインまでの時間が一時間できてしまった。

時間が時間ゆえに、スーパーでは安売りが始まるはずだ!と思い、駅周辺の観光がてらスーパーを探す。思いのほか青森の街が大きいのには驚いた。さて、ジャスコとかマックスバリューのような大きなスーパーを探したが見当たらなかった。しょうがないので、コンビニへ寄ってコンビニ弁当を購入。そしてホテルへと向かった。

予約した部屋はダブルの部屋。大きくて安いぞ〜〜〜と思って入ったら、シングルの大きさの部屋に無理矢理ベッド2つ並べただけじゃんっ!勘弁してくれよなぁ。

狭いったらありゃしない。

2004/03/20 21:10 まんぞく

いやぁ今日有意義すぎちゃって、明日どーしよ。本当に何も考えてない。どうする?
北海道行っちゃう?函館!(笑)帰れなくなったら困るしなぁ。お金ないし(T-T)
誰か教えて〜(爆)ヒッチする気も満々だし。青森滞在もアリかなぁ。うぅ〜む。誰か泊めて(笑)
どーしよー。間違って?!北海道行ったらごめんなさい。あくまでも南下しようとしない自分。恐山とかもいいのかなぁ。
あーーっ おすすめは?

地図を見て一人悩む・・

一息ついたら一気に疲れが押し寄せた。もう明日のことを考える気力はなかった。いかんせん今日一日があまりにも充実していたために、これで満足感が一杯だったのだ。

ようやく明日のことを考え始めたが、たいして情報収集もしてないのでどこへ行くか本当に迷った。

2004/03/21 0:09 え・・・

no photo

ビックリした。
いかりや長介氏が亡くなった・・
嘘でしょ?

ふとテレビを見るといかりや長介氏の訃報のニュースがやっていた。本当に残念。

こうして一日が終わる。

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