2月03日(月)
釧路→摩周
本当に北海道?!
乗る予定である冬のSL釧路湿原号が釧路駅11時8分発なので、ゆったりとした時間に起きた。
トイレ(共同使用)に起きたら、他の宿泊客はみんな出発してしまったようだ。各部屋はもぬけの殻。清掃のおばちゃんが掃除をはじめてた。部屋に戻ってセイコマで買った朝食を食べて、出発準備。
掃除機の音やらなんやら聞こえ始めたので、そそくさとホテルを出発。釧路駅へ向かった。SL出発までは小一時間あったの駅の待合室にて、ボケ〜〜とテレビを眺めていた。途中の予定は全然たててなくて、今日中に摩周のYHにたどり着けばよかった。考えるの面倒くさかったので行き当たりバッタリに行く事にした。 さて、自分のバックパックに異常を発見!ヒモが根元から切れかけている!まさに崩壊寸前。即、駅地下の100均に走って裁縫セットを購入。100均のありがたみを感じた。 待合室に戻って、チマチマと修繕を施す。とにかく糸をグルグル巻きにして、縫って完成!出来る限りの処置をしてたら、改札が始まった。座席指定だから何も急ぐ事はないが、写真やらいろいろ撮りたかったので、早めに構内に入った。
思ったよりもたくさん人がいて、はやくもSLの前で記念撮影をしていた。指定された座席に荷物を置き、カメラを持って先頭へ。
とにかく人がたくさん。もはや人をいれないように撮影するのは不可能!
このSLは冬の期間はここで冬の釧路湿原号として運行し、夏になると留萌〜深川ですずらん号として走っているのだ。運行し始めたのは比較的最近の話で、昔はこのSLはどこかで展示されていたらしい。
一号車の内部はいたって普通。強いて言うなら客車内にだるまストーブが設置されている。
2号車は1号車とは少しだけ内装が違う。照明が変わっただけで随分趣きが違う。
ダルマストーブの上にイカとかを乗せて焼いてたけど、一体誰が食べるのだろう・・・・。 汽車は定刻どおりに走り始めた。意外に乗り心地がよい。風向きによって機関車の蒸気が窓を覆ってしまって景色が見えなくなってしまうが、『SLに乗ってる!』というだけで満足。
東釧路からは次第に湿原が見え始めてきた。一面の雪原。目を奪われた。
SOSAの座席は進行方向の右側なので、窓からは釧路湿原が見えない。座席は満席なので移動しようにも移動できないので、歯がゆい思いをしながらも、向かいの窓に見える景色を眺めた。
非常ドアコックの表示を何気なく見てたら、下のほうに面白いのを発見。「特にほかの汽車や電車にもご注意ください」だって。「汽車」って言う文字が入ってるのを見て、さすがだぁ、、って思った。特に意味はないんですけどね・・・・。東京には絶対にない表示なのだ! さて、まもなく釧路湿原駅に着く。みんな降りるのかな?って思ってたら、みんな降りる気配がない!
釧路湿原駅に降り立ってビックリ。下車したのはSOSA一人だ!そのほか誰も降りない!どうして?どうして? みんな物珍しそうにこちらを見ている。「どうしてこんなところで降りるんだ?」っていう顔をしている。
一応訳も分からず手を振ってみた。
まるで無人島に一人残されたような孤独感。悲しすぎる! 気を取り直して、小さな駅舎に入ってみた。そこにはお約束の落書き帳。すかさずそこにメッセージを書き込んだ。 駅の周辺は雪に埋もれている。その中にかろうじて残っている足跡を頼りに展望台へと登っていった。人はだぁ〜〜れもいない。夏の景色とはまったく違うことに驚きながら、やっと、たどりついた!細岡展望台!
上の写真を撮るのにかなり苦労した。なにせ誰もいないからシャッターを押してくれる人がいない!セッティングしてどうにしかして撮ったのが上の写真。一人旅で自分の写真を撮るのって大変だなぁ・・・とつくづく思ってしまった。
天気は最高!こんだけ晴天の釧路湿原を見たのは初めて。釧路川の蛇行も肉眼で確認!すごぉ〜〜く静かで、聞こえるのは風の音だけ。釧路湿原を独り占めした気分。なんと言ってもこの気分最高!!!!
どんなに居座っても誰も人が来ない。この時期観光客は鶴居のほうへいってしまうのだろうが、あえて自分はここにやってきた。ここがSOSAお気に入りの場所。 しばらくボケ〜っとしてたら、体が冷えてきた・・・・。列車の時刻も気になっていたので、駅へ戻る事にした。滞在時間約1時間。その間展望台の行き来で人には出会わなかった。 やっぱりこの時期にここに来るのは物好きなのだろうか?
駅に戻ってきたら、ホームの片隅に人がいた!黒ずくめの男の人。 ホームの時刻表を見てたら、 「もうちょっとで来ますよ!」 って声をかけられた。そのお人は鉄道の写真を撮っている「車掌長@池田さん」。いつものごとく「どこからやってきたか?」という会話から、しばし立ち話。
10分ぐらいして列車がやってきた。SOSAは塘路で降りて、塘路湖を見ようと思っていた。手持ちのガイドには塘路湖に「タンチョウ生息地」と書いてあったので、それを見ようと思っていた。列車に乗り込み、車掌長@池田さんは先頭部にいて、SOSAは客室内にはいって、時刻表&ガイドを眺めていた。やがて車掌長@池田さんがやってきた。彼も塘路で降りるらしい。鶴の見えるポイントを聞きつつ、塘路駅に着いた。 駅舎に入って、しばらく立ち話をした。そして話がはずんだので、駅舎内にある喫茶店へ。そこで、コーヒーをご馳走していただいた。次の電車が14時29分、その次が16時19分。なんとも中途半端な時間にしか列車がやってこない。 いろいろと思案をしていたら、喫茶店のマスターに、隣駅の茅沼へ行く事を勧められた。そこではほぼ確実に鶴を見ることが出来るらしい。というわけで、次の電車で茅沼に移動する事に決定! 次の電車まで小一時間あったので、車掌長@池田さんと一緒に、塘路湖を見に行く事にした。サルボ展望台は工事中。二本松展望台に行くには遠い。
時間がせまってきたので、駅へ戻った。
駅にはさっき乗ったSLが折り返してきて、止まっていた。車掌長@池田さんに写真を撮ってもらった。
ここで車掌長@池田さんとはお別れ。彼は颯爽と線路の上を歩き始めた。駅員さんに注意の笛をすごい勢いで鳴らされてたけど、猛然と線路の上を走り、あっというまに遠くに言ってしまった。残された自分と駅員さんの目が合い、 「オマエはアイツと知り合いじゃぁないのか?」 みたいな目に見られて微妙な気分になった(笑)
無事に列車に乗り、隣駅を目指す。
どうして隣駅行くのに220円もかかるんだ!とJR北海道に文句を言いたい。
この整理券システムがSOSAにとっては不慣れなものなのだ。電車が止まってから小銭を用意すると電車を遅れさせてしまう事になる。だから事前に用意する。この作業が何故か苦痛なのだ。
茅沼駅に着いた。列車が出発して駅の向こう側の景色が見えて、ビックリ!早くもツルが3羽!
ツルです!こんなにも手軽に見られるとは思わなかったので少々拍子抜け。
ゆったりと歩いている。あのツルは一体なにを考えているのだろう?
目の前にツルが見える。そぉ〜〜っと近づいて、限界まで近づいて撮影。思わず携帯電話もマナーモードに。すごぉ〜〜く満足。 目的を達成してしまったので、茅沼から歩いてシラルトロまで歩いてみた。次の列車が来るまで2時間近くあったので国道でできたらヒッチハイクをしようと考えたのだ。
駅から国道まで歩いて15分ぐらい。道筋にも雪原が広がっている。冬の北海道を満喫。大自然に触れられて満足なのだ! さて、国道に出た。シラルトロ湖が目の前に見える。湖の近くに行ったら遠くに白くて大きい飛行物体を発見。ツルなのか?残念ながら写真にはおさめられなかったが、おそらくタンチョウだ!と勝手に断定。シラルトロのおくの方では、数張りのテントがならび、わかさぎ釣りをしているようだった。 さて、国道に戻り、ヒッチハイク体制に入った。車の数自体も少ないので、ヒッチは不可能かな?って思ったら、予想外な事が!始めて5分で1台の車が止まった。 老夫婦の乗った四駆。 「どこまで行くの?」 「摩周まで行きたいんですが。」 「弟子屈だよね?いいよ、そっちいくから。後に乗りな!」 交渉成功。ありがたい!どこからきて、どこへいくのか?などなど話はたくさん。ハキハキしていて、気性の良い奥さんと、ハーレーを乗り回してそうなだんなさん。北海道人から見た東京人について語ってもらったり、住む場所でその人が内地の人か地元の人かが分かる!など、面白い話をたくさん聞かせていただいた。 今晩泊まる摩周YHの場所を詳しく伝えたら、そんなの知らない!という。どう、詳しく説明しても分かってもらえない。地元の人もビックリするぐらいに、詳しい場所説明しても分かってもらえず、摩周市街まで乗っけてもらえればよかったのに、乗っけてくれた老夫婦が、摩周YHを見てみたい!といい始め、結局摩周YHまで連れて行っていただいた。予定よりも1時間半も早くYHに到着。 さぁ〜てどんな人たちと出会えるかな?と楽しみにしていたのが間違いだった・・・・・
YHでチェックインをして、とんでもない事実を知った。 自分以外はみんな台湾人! きぇ〜〜〜〜〜!言葉が通じないじゃんかぁ!どうしてなの? どうやら、台湾では今旧正月でみんなお休みらしい。それに輪をかけて、今台湾では空前の北海道ブーム。北海道内どこもかしこも台湾人がいるようだ。そういえば釧路の100均にも違う言語を話している人がいたっけ・・・・。てっきり青森で行われているアジア大会の影響なのかな?って思ってたけどそうじゃぁないみたい。 そんなわけで、SOSA一人で一部屋使わせていただいた。そもそも一家族まるまるキャンセルが入ってそこにSOSAが運良く予約を入れたので、一部屋まるまる空いていたのだ。 夕方17時以降、SOSAがお風呂から出たら、YHは違う言葉でしか通じない世界に・・・。夕食もひとりぼっち、談話室でもひとりぼっち。そんなSOSAの姿を見てペアレントさんが気を使ってくれて、話し相手になっていただきました。 昨晩も一人。今晩もある意味一人。天気に恵まれた分、宿に恵まれない・・・・ 救いだったのは部屋にテレビがあったこと。夜はみんな寝静まってしまったので、おとなしく一人でテレビ見てましたとさ。。。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||