第4章 想い・・・
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さて、年が明けて2002年。彼女とはあいかわらずメールをやりとりしていた。この頃から彼女の事をHPの日記に登場させはじめていた。彼女にはHPの存在を直接は明かしていなかったので、日記には正直な気持ちを綴っていた。(現在、その日記の過去ログは非公開)。 ただ、1月中旬をすぎてある異変に気付いた。HPはセキュリティー保持の為にアクセスして頂いた方のIPをとることにしている。万が一荒らし行為発生などの不測の事態に備えていた。滅多にIPなんて見ることもなかったのだが、たまたま見ていた日の事、北海道のIPからアクセスが異常に多いことに気付いた。当時はHPを開設して間もないためにアクセスも一日に10件あれば良い方だったのだが、毎日毎日北海道からアクセスされていたのだ。 しばらくして彼女の一人暮らし先のパソコンからメールが送られてきた。内容は極普通のメール。メールを読んでいてふと気になってメールのヘッダーを見た。そこに記載されいるIPとアクセスしているIPが一致したのだ。どうして、彼女はHPを知ったのだろう?その答えは案外簡単な所にあった。年賀状だ。年賀状には住所メールアドレスの他にHPのアドレスも記載して出していた。例外なく彼女にも出していたので、きっとこのHPがわかったのだと思う。ただ、IPが一致したからといって、彼女がHPを閲覧しているという明確な証拠はない。 現に彼女はHPをみているということは言ってこなかったし、こっちからもHPの事は触れなかった。ただ、十中八九彼女はHPを見ていたと思う。そして彼女の事を日々書き綴った日記を読んでいたのだと思う。これは単なる勘に過ぎないのだが・・・・。しかしながら彼女への想いは募る一方であった。いつ北海道へ飛び出していってしまうか分からないぐらいに。 そんな状態が2ヶ月ほど続き、あるとき彼女からある話を持ちかけられた。恋愛話だ。彼女と知り合って、この時点に至までまともに恋愛の話なんかこれっぽっちもしていなかったのだが、この日は彼女から恋愛話を切り出してきた。「好きな人いる?」って聞かれたから正直に「いる」と答えた。すると、彼女も、「実は好きな人いるんだけど、手の届かない人で、友達からも反対されている」という話をしてくれた。自分は素直にその「恋心」を応援した。 自分の気持ちは完全に固まっていた。彼女のことが好きだ、、と。 さて時は来る3月14日。ホワイトデー。周りの友人からは早くケリをつけろ!と前前からせかされ、自分でもけじめをつけるべきであると思ったので、ついに告白することにした。電話、、、ではなくメールを選択し、彼女に自分の正直な気持ちを明かした。返事は、、、、 「今、あることをきっかけに男性不信で恋ができない。もうちょっと待って欲しい」という内容だった。それを正直に受け入れることにした。このときは結果よりもようやく彼女に自分の本心を伝えることができた!という気持ちが大きく、この言葉の意味をあまり深くは考えなかった。とにかく、自分の気持ちを伝えた!それで満足!、、、、、といった感じで。 春休みに入り、自分は新しいバイトを始めた。そのバイトの3回目ぐらいの勤務の時に、突然彼女からメールが入ってきた。「今、東京にいる。会えたら会いたい」突然のことに驚きだった。さぁ、これからバイトに入るぞ!って言う時だった。バイトの仕事を断って会いに行くか、会いに行かないかかなり迷った。でもバイトは新人の身、好き勝手もできなかったので「会えない」という決断を下した。この決断、、、今でも後悔している。バイト中も随時彼女はメールをくれた。バイトが終わった途端にすぐにメールをしたが、ときすでに遅し、彼女は帰路についてしまっていた。どうやら彼女はこの時、重大な話したいことがあったようだ。 4月15日、彼女から「大切な話がある」とメールで言ってきた。なんだろう?と思ってその話を聞いた。信じられないような内容の話だった。その話を聞いて、ある人物に憤りを感じ、かなりの衝撃を受けた。詳しい話は彼女と口外しないと約束しているのでできないが、誰でもショックを受けるであろう、彼女の身に降りかかった災難なのだ。そしてもう1つカミングアウトされた。以前相談された、「実は好きな人いるんだけど、手の届かない人で、友達からも反対されている」相手の人物が、自分(SOSA)であったことを・・・・ 4から5月にかけて個人的に保育実習のことで頭がいっぱいで、忙しくて彼女とメールを交わす回数も減っていた。5月13〜23日まで保育実習で完全にメールをしなくなってしまっていた。 それはあまりにも突然やってきた。何かの拍子にメールで「私好きな人ができた」と言われたのだ。その日の日記、、、 『「私、好きになった人がいる。付き合いたいわけでもないんだけど・・・・」 複雑な思いに打ちひしがれてしまった。この前日、イヤな夢を見ている。彼女の家にいる夢。そこで普通に寝てる、まるで昨年の夏の時のように。ふとんをかけてくれた事、かすかに覚えてる。それが夢にも現れた。でも、、、、そのくすり指には指輪が。それが意味するものとは?夢とはいえ、ショックだった。でも夢の中では普通にふるまっていた。なんともイヤな夢であったのだ。それが現実となり、そのショックはしばらく続くこととなる。この時からHPへの彼女と思われるアクセスはなくなった。
こうして想いは断ち切られてしまったのだが、どうしても彼女の事を忘れることは出来ずに、ひたすら彼女のことを想いつづけた。 |
♪Music♪ 愛をとめないで オフコース