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キャンプ理論編
キャンプの意義
| 一口に「キャンプ」と言っても様々な目的、趣旨をもったものがある。有名なところでは、ボーイスカウトのキャンプ・YMCAのキャンプなど、野外教育型のキャンプから、仲間内で楽しむキャンプや一人旅でのキャンプといった個人自主的なキャンプまで幅広く存在する。キャンプの種類からも意義というものは変わってくる。
他にも私営キャンプ・宗教キャンプ・団体キャンプといった種のキャンプが存在する。 例えば教育的なキャンプの場合、自然体験活動を通して、人間関係の補完や自己発見・知識獲得・生きる力の育成などの意義があげられる。さきにあげたボーイスカウトやガールスカウト・YMCAやYWCAなどの諸青少年団体はこれにあたるものが多い。環境教育の一環としてもキャンプを取り上げられ、環境問題への共通理解を持とうという試みもある。また、非行少年の更正の為に、自然体験活動を取り入れるケースや、ひきこもり・不登校など問題を抱える子どもなどのカウンセリングを主とする心理的なケアする手段としてもキャンプを通したプログラムを展開するケースもある。 近年教育型のキャンプも大きな変容を遂げてきているのも事実である。これは時代の流れを受けたものである。ある特定の型にはまったキャンプから多様な活動へと変化している。また一斉の活動を集団でおこなうことから参加者の選択肢を広げた活動が多くなった。集団・組織的なキャンプから個人・自主性を重視したキャンプとなってきたのだ。 参考資料(1995星野)
そもそも何故ここまで教育的なキャンプが盛んになってきたのか。そこには自然教室推進事業やフロンティアアドベンチャー事業の推進にともない、社会教育を中心として体験型学習を行うために、全国各地通年でおこなわれるようになった。 以上のように単に娯楽性だけを求めないのがキャンプなのだ。かたや個人的自主的なキャンプは娯楽性が強い。 娯楽を目的として、なんの教育的な意図もないし、そこには何かを目的としたプログラムも存在しない。 ただ個人でキャンプを楽しむといった場合には意義など考える必要もないのだろう。ただ職場・学校などで何かを意図してするキャンプをする場合、なんらかの意義を考えねばならない。ひとえにキャンプとはいえども、その真意は深く様々な場面で様々な用途で使用されているという事も知っていると何かの役に立つかもしれない。 参考までに、、、日本の組織キャンプの始まりは1911年の乃木希典(学習院院長)の提唱で実施された片瀬江ノ島海岸で実施されたキャンプが最初とされている。現在キャンプ関連の国際組織としてYMCA・YWCA・ボーイスカウト・ガールスカウト・救世軍・4H・国際キャンプ連盟などがある。 いささか主観的ではあるが、ボーイスカウト・ガールスカウトは軍隊色があるし、YMCA・YWCAには若干の宗教色があるように思われる。それは歴史的背景をみればいささかしょうがないことなのではあるが、初めて訪れる人にとっては、多少の驚きは否めないだろう。 各自治体や各市町村などで、体験キャンプのような企画をしているので気軽に参加してみると良いだろう。
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